子どもが「パパに会いたい!」と言ってくる問題。シングルマザーとしてはちょっと複雑な心境になってしまいますよね。
我が家は離婚して6年経ち子どもたちも2年生と4年生まで成長しました。
離婚原因は金銭面的なこと・子どもがパパと遊びたいと足元で泣き叫んでも平気出ていく・家にいるのは寝るときだけ。
最後の方はケンカも激しくなり、私は前歯を折り差し歯です(苦笑)
このままでは子どもに悪い影響を与えてしまう…と離婚に踏み切りました。
我が家の「パパに会いたい!」と子どもが思う問題は年齢によって対処方法を変更してきました。
そしてできる限り子どもの気持ちに寄り添っていければ…という部分を大切にしています。
Contents
子どもの「パパに会いたい!」我が家の対処法
子どもたちの「パパに会いたい!」気持ち。
我が家は小学校に入学を機会に直接連絡を取り合ってもらうことにしました。
この方法でみんなのストレスが無くなりました。
小学校入学を機会にLINEモバイルを契約
我が家は小学校の入学を機にLINEモバイルを契約しました。
放課後にお留守番させるのが心配だったこと、パパと直接連絡を取って貰おうと思ったことがきっかけでした。
子どもが「パパに会いたい!」と言っているのだから私を介さずに連絡を取るのことがスムーズです。また長男は自分の気持ちをはっきりと伝えることが苦手な子で、もしかして私に遠慮しているのかも…と少し焦ったこともあります。
LINEモバイルを契約し3年が経ちましたが、今では子どもも思いをしっかりと伝えることができるようになり、パパも頼られることでパパとしての自覚が芽生えたように感じます。
そして友だち親子のように仲良くなっており私も連絡を取るストレスがすっかり無くなりました。
だから我が家の場合はLINEモバイルを契約したことはとても良かったです。
留守番用にLINEモバイルを契約した話はこちら↓
離婚理由ははっきりと伝えていません
我が家の場合は離婚の理由ははっきりとは伝えていません。
理由をはっきりと伝えるということはどちらかが悪者扱いになってしまいます。
子どもにとってはパパもママも大好きな存在だと感じているからこそです。
もし自分が大好きな人を否定されたら傷ついてしまいませんか?わたしはそれがとても嫌だと感じました。
だから、「ごめんね…ママはパパと一緒にいたら仲良くできないの…」とわたしが自らやんわりと悪者になっています。
「一緒に暮らしたい!」の対処法
子どもの気持ちを優先し「会いたい!」は解決できたのですが次のステップ「一緒に暮らしたい」が出てきました。
この問題もさっきと同様に「ママはパパと一緒にいたら仲良くできないの…」と伝えています。
だから「一緒は暮らせないけどママはパパと仲良くもするし、あなたたちが会いたい!と思えばいつでも会えるから」と伝えています。
パパに会わせるメリット・デメリット
パパに会わせるメリットは子どもたちの「自己承認」を育てられていることだと思っています。
どうしても子育てしていく上では強く叱ることもあります。そんな時にパパに相談し「うん、うん」と聞いてもらうこと、2人分の愛情を注いでもらったことは大きくなって自己肯定に繋がるのでは?と考えています。
もちろんママがしっかりと愛情を注いであげれば良いのでしょうが、私が上手くなくちょっと不安なので任せている部分もあるかもしれません。
逆にデメリットとしては、「一緒に暮らしたい」と言われることです。
仲良くできるならどうして暮らせないの?という疑問は小さいうちには出てきます。
我が家では4年生のお兄ちゃんは言わなくなりましたが、2年生の娘はパパっ子だからしょっちゅう言います。
そんな時は娘の独占したい!という性格を活かして「一緒に暮らしたら〇〇ちゃんがパパ独り占めできないよ?今のうちに独り占めしておきな♪」というと納得しています。
パパに会いたい!どんな対処ができる?
パパに会いたい!という子どもの気持ち。
わたし達シングルマザーが対処できる方法を様々な方から話を聞いて考えてみました。
子どもの気持ちを優先する
子どもの「パパに会いたい!」という気持ちを優先して会わせてあげることもできます。
子どもをパパに会わせることはすごく精神的な負担になるかもしれません。でも子どもに手をあげたり悪影響を与えないパパであれば子どもの気持ちを優先するのもあり。
心が満たされるし、子どもだって小さいながらに自我があります。1人の人間としてパパは本当に好きな人なのか?思い違いだったのか?という選択を委ねるのもありだと思っています。
我が家のように親子で連絡を取り合う
上記と同じようにパパが子どもを可愛いがり悪影響を与えないのであれば親子間で連絡を取り合わせることもできます。
小学生以上になれば電話の使い方も分かりますし、何よりも元旦那との連絡をしなくても良くなるのでママの負担が減ります。
子どもが「会いたい!」と言っているので元旦那へ連絡→「仕事で会えない」と言われる→子どもが「何でー!本当に聞いてくれたの?」と泣き叫ぶというのがわたしはとてもストレスでした。
子どもたちは自分でパパからの返事を聞くことで納得するようになりました。
またいつでも会える!と安心したら意外とたくさん会わないんですw逆にパパが会えないの?と聞くほどなので本当に色々とスッキリですw
お仕事が忙しく帰って来れないことにする
お仕事が忙しくパパはお家に帰って来れないことにすることもできます。
パパはお仕事に毎日行くからお家にはいないもの。というのは子どもながらに分かっているはずです。
より自然に会えないことを伝えることができる方法だと思っています。
ただデメリットとしては「いつお仕事から帰ってこれるの?」「パパがいるところまで行ってみよう!」と言われてしまうかもしれないことです。
長期間では通用しないものにはなりますが、いずれ面会を考えているというのであれば使いやすい対処法です。
パパは亡くなったことにする
絶対に会わせないのであればもう一層のことパパは亡くなってしまったことすることもできます。
「お仕事が忙しくて帰ってこれないんだよ!」は長期間で使うことが難しくなってきます。
「いつ帰ってくるの?」「もう帰ってくる?」と何度も聞かれてしまうことになります。
亡くなってしまったことにすることで「もう会うことはできない」と子どもは分かってくれますし、子どもの中のパパはいつまでも素敵なパパで生き続けます。
はっきりと会えないと伝える
子どもに手をあげたり悪影響を与えるようなパパであればはっきりと「会えない!」と伝えてあげる方が良いと思っています。
大人が誤魔化しているということはどんなに小さい子どもでも感じ取るものです。
もしあなたが大好きな人にウソをつかれたらどんな気持ちになりますか?
誤魔化していてはいつまで経っても子どももあなたもモヤモヤしてしまいます。
はっきりと「あなたを守るためにママはパパに会って欲しくない!」と伝えると時間はかかるかもしれませんがいずれ分かってくれるものです。
子どもにとってはたった一人のパパ!できる範囲で気持ちに寄り添ってあげよう!
パパに会いたい!と子どもが言ってくることはママにとっては複雑かもしれません。
しかしながら子どもにとってのパパは一人しかいません。
子どもに手をあげる・子どもにあなたやあなたの家族の悪口を吹き込むなどの悪影響を与えないのであれば気持ち寄り添って会わせてあげることもできます。
もし会わせないという選択を取るのであっても子どもの気持ちに寄り添いながら「会えない!」ということを伝えてあげましょう。
日々の子育ても大変だと思いますがシングルマザーのパワーで乗り切っていきましょう!